いつも十代ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回は、【3度不合格】ライザップ卒業試験について、ご紹介させていただきます。
私は、3度の不合格により、1度、RIZAPを辞めること決意しました。
その時の私個人のエピソードとなりますので、ご理解願います。
研修最後の週

振り返ってみると、ライザップの研修も残すところあと数日だった。
あとは、無事に合格して卒業すれば、来週からは店舗で仕事ができる。
そう思うと嬉しい!
しかし、せっかく仲良くなった研修仲間と離れ離れになるのは、とても悲しい……。
とにかく、合格したら皆で食事会と気合いが入っていた。
なお、私の同僚は8名から・・・6名になっていた。
研修卒業の日まで、後2日(火曜日)
火曜日から木曜日までの間に卒業試験である3科目すべて合格しないと、次の研修生ともう3週間追加で勉強しなければならない。
※実際に経験したトレーナーも存在します。
まずは、1種目の筆記試験が行われた。
それは、研修生全員で受けた。
内容は、RIZAP研修で習ったことやコースの料金? お肉100gのたんぱく質量? などでした。
・・・!?
そんなこと習ってないぞ! コースの料金は聞いていたが、お肉などのたんぱく質量って……!
そんなこんなで、120問ほどあったと思います。
※2015年の出来事です。
そして、お昼過ぎから研修仲間とペアを組み、実技試験の練習やテストを実施した。
なお、実技試験は、2科目あります。
- 1科目は、ゲストの目標設定や食事方法の説明
- 2科目は、トレーニングの実演と補助
となります。
この日、何組か挑戦した。
すると、1科目合格者が2人も現れた。
なお、私はテストを受けませんでした。
そして、次の日。
研修卒業の日まで、後1日(水曜日)
水曜日、筆記試験の結果が返ってきた!
筆記試験の結果
私は、「120点満点中・・・99点!」でした。
合格ラインは、たしか80点以上だったと思います。
したがって、無事に筆記試験はクリアした。
他の研修生は、何人か不合格だったので、同じ問題で追試。
実技試験、トレーニング実演
その日の午前中、私は実技試験であるトレーニングの実演を行った。
内容は、スクワットだった。
使う筋肉や動作説明などをゲスト役に披露した。
その後、ゲスト役はトレーニング初心者を演じて実践する。
私はトレーナーとして、カウントを数えたり、応援したりして、無事に試験を終えた。
果たして結果は、
・
・
・
見事に合格した!
残るは、あと1つ。
かなり心に余裕があった!
実技、ゲストの目標設定
昼食後、私は残りの試験に挑む。
合格した時の様子をイメージし、テンションを上げて挑んだ。
ゲストの目標設定や理想像を上手に聞き出し、さらに、食事の説明もしっかりできた。
結果発表
しかし、結果は……!
不思議なことに、不合格だった!
その理由は、次の通りでした。
- 早口すぎる
- 相手のペースにしっかり合わせる
- もう少し悩みや不安を掘り下げる
との内容でした。
このことを、研修仲間に話したところ、爆笑した。
研修仲間からは、「当たり前やろ。お前いつも早口やん。これは、接客業やぞ。」って言われて、かなりテンションが下がった。
その後は、ゆっくり話するように調整した。
ちなみに、この日、初めての3科目合格者が出た!
残るは、6人中5名だった。
いよいよ、運命の最終日を迎えるのであった。
研修卒業の日、当日(木曜日)
本日は、卒業試験の最終日。
私は、後1科目合格をもらえば、晴れて店舗デビューだ。
そして、私にはある秘策があった……!!
実技、ゲストの目標設定(2回目)
早速、秘策を使って実技試験に挑んだ。
私の秘策は、
- 研修で習ったことをすべて無視して、独自の方法で行う。
ことだった。
本来なら、目標設定を終え、食事の内容と2回の工程で実施する。
しかし私は、目標設定時に無理やり、お食事の説明を加えることで、お食事の説明がかなり短縮され、時間に余裕ができると思った。
実践してみると、かなり余裕を持って、制限時間内に終わった。
しかし、結果は、
これまた不!合格・・・。
その理由は、これだ!
- 今までそのやり方をしたのは、初めてで合格判断ができなかった。
私は、何も言えなかった。
昨日と同じゲスト役からは、「さっきのやり方でも問題ないよ。昨日よりもとても良くなった。あとは、制限時間を意識せずに、もう少し落ち着いて挑戦してみると合格できるよ。」とのことで、素直に喜べなかった。
次から次へと合格する同期生!
お昼頃になると、6人中4人も見事に合格していた。
合格した方々は、まだ合格していない私達をとても励ましてくれた。
その時の私は、かなり焦っていた。
なぜなら、自分との戦いなのに、人と比べていたからだった。
実技、ゲストの目標設定(3回目)
そして、私は決心する!
3度目の正直、3回、本気でやって不合格なら後悔はないと。
そして、注意点を守りながら、相手のペースに合わせて、不安なども上手に解決し、制限時間内に終わらせた。
衝撃的な結果
結果は、またしても不合格!
私は、耳を疑った。
不合格の理由は、これだ!
- いつもの元気がない・・・。そんなもん知らんわ!!
たしかに、内容はもう十分合格範囲。
さらに、話す速度も間違いなく合格。
しかし、いつもの良さがなかった・・。
ゲスト役からは、「あと少し、もう1回だけやろう!」と励ましてもらった。
研修仲間が待つ、部屋に戻り、先ほどの結果を言うと笑っていた。
他のみんなは、「おまえが一番に合格すると思ってたわ。これは、接客業やからな!」と研修仲間なりの優しさだった。
そんな中、私は、練習せずに辞めることを考えた。
そして、残りの1人も無事に合格した。
あとは、私1人だけ………………
辞めることを報告
私は、トレーナーの先輩であり、先生でもある試験官に辞めることを言った。
すると、試験官は、「言い過ぎたね。ほんとは、合格あげても良かったけど、まだ成長すると思って言ったんだ。実際に回を重ねるごとに成長してる。だから、もう1回だけ試してほしい。準備できたら呼びにきて。」と言われた。
私は、私のために帰らずに待ってくれている研修仲間にさっきのことを言った。
すると、みんなからは、「やっぱりな。おまえが一番に合格できたってことやろ。」と言ってくれた。
そして、気持ちを改め、4回目の実技試験へと挑戦した。
実技、ゲストの目標設定(4回目)
4回目の試験は、いつも通りのテンポと声のトーンで、研修中に教わった通り、ゲストの不安や悩みを上手く取り除き、目標設定を制限時間に終えた。
結果は、やっとの思いで合格だった。
試験官の思い
さらに、試験官は本当の思いを話してくれた。
それは、「十代の個性は、とても素晴らしい。しかし、その個性を相手に合わせて柔軟に対応できたら言うことなし。まさに完璧。それを理解して欲しかった。現場では若い方だけでなく、ご高齢の方もいるため、その声の大きさは合格だが、テンポが早くて、ゲストに寄り添えない。それは、RIZAP理念ではない。だから、これからも勉強するように。」と凄い良い言葉で締めくくってくれた。
試験官が、「私のことをしっかり見て判断してくれていた。」証拠だった。
俺の中では、ポールスター的な存在だった。
※目指すべき目標!!
私は、これからライザップのパーソナルトレーナーとして、どんどん成長していきます。
以上、【3度不合格】ライザップ卒業試験についてでした。
最後に
私は、この出来事を久しぶりに振り返ってみた。
あの時、辞めなくて本当に良かった。
後悔するところでした。
私は、自分自身との戦いなのに、人と比べることで、どうしても自分を大きく見せようとして無理をしていました。
周りの人なんて、全然関係ない。
人生で一番大切にしないといけないのは、自分自身であった。
しかし、私は人と比べる習慣を変えないと、同じことを繰り返してしまう。
また、そのことをしっかり気付かせてくれている人に対し、失礼な態度をとってしまいます。
失敗は成功のもとと言いますが、この失敗を活かせないのは、本当の失敗なのかも知れない。
小さなことで躓く前に、小さなことに気付き、対策を取らないといけないと気付いた体験談でした。
最後まで、ご覧いただき誠にありがとうございました。
いつも十代ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。今回は、RIZAP(ライザップ)パーソナルトレーナーの仕事内容(一覧)について、ご紹介させていただきます。私は、警察官を辞めてから、RIZAPで働く友人に誘われたのが[…]