いつも十代ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回は、【カニ工場】ライブパックは難しい?オーストラリアでの出来事について、ご紹介させていただきます。
訪問者様は、ライブパック(Live pack)という作業をご存知でしょうか?
ライブパックとは!?
- 海外輸送のため、生きたカニを箱に詰める作業となります。
今回は、ライブパックを体験した時の出来事をご紹介させていただきますので、どうぞご覧くださいませ。
ライブパックの作業内容

ライブパックの作業内容は、次の通りです。
- 既定サイズ範囲内の活きのいい蟹を選ぶ
- その蟹を箱に詰める
となります。
たったこれだけです。
とても簡単なのですが、選ばれた者しか作業できません。
その理由とは?一体?
輸送先から動画が送られてくる
私が働いていたカニ工場に、中国からライブパックした蟹の映像が届きました。
その内容は、
「ライブパックされている箱を開けるところから映し出されており、箱の中に入っている蟹の生存率は、なんと!10%ほどでした。」
この時、ライブパックを行ったのは、オーストラリア人でした。
その結果、
輸送先の中国からは、
「次回も同じような腐った蟹を送りつけてくるのであれば、契約を打ち切る」
との警告映像でした。
日本人が選ばれる
中国との契約を繋ぎとめるため、ライブパックには日本人が選ばれます。
なぜなら、
- この工場に長く勤務する日本人の方がライブパックを行うと、蟹の生存率は50%を超えるからです!
したがって、ライブパックには、その日本人をリーダーとした精鋭部隊が結束されました。
簡単なライブパック
私は、ライブパックの精鋭メンバーに見事!選ばれました。
そして、私がライブパックした蟹が、中国に届いた結果。
蟹の生存率が高くて、どうにか契約が打ち切られずに済みました。
私の感覚からすると、ライブパックはとっても簡単な作業でした!
それなのに、オーストラリア人がライブパックを行うと蟹の生存率が低いのはなぜか?
力尽くのオーストラリア人

私がライブパックの作業をするようになってから、ライブパックの注文が多くなり、それに伴い作業時間も長くなっていた。
すると、その工場で働くオーストラリア人が時間を短縮するために、一緒にライブパックの作業を行うことになった。
そこで、衝撃的な光景を目にしました。
それは、
- そのオーストラリア人は、蟹が生きているのか確認するため、蟹を大きく揺さぶり、「Wake up!!(起きろ)」と言っていた。
その光景に、開いた口が塞がらなかった。
それとともに、なぜ?オーストラリア人がライブパックを行うと輸送先での蟹の生存率が低い理由も理解したのであった。
以上、【カニ工場】ライブパックは難しい?オーストラリアでの出来事についてでした。
もし宜しければ、ライブパック動画をどうぞご覧くださいませ。
※2:00
最後に
訪問者様いかがでしょうか?
オーストラリア人は、とても体格が大きくて、頼りになりますが、少し力任せに作業をするため、丁寧さには欠けるかも知れません。
※私の個人的な意見です。
したがって、ライブパックのような作業には、日本人が向いているかも知れません。
最後まで、ご覧いただき誠にありがとうございました。
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