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今回は、面接官がキレた!陸上自衛隊での面接試験について、ご紹介させていただきます。
訪問者様は、お仕事の面接などで、面接官を怒らせたことはございますか?
- 私は、面接官を「怒らせたこと」も「爆笑させたこと」もありますよ!
それは、質疑応答の際、素直に返答したからです。
今回は、陸上自衛隊の面接試験において、面接官を怒らせた時のエピソードをご紹介させていただきますので、どうぞご覧くださいませ。
なお、面接官を爆笑させたエピソードは、他の記事でご紹介させていただきますね。
陸上自衛隊の試験当日

陸上自衛隊の試験当日の朝、私は試験を受けるため、大阪にある信太山駐屯地に向かいました。
試験会場に近づくにつれて、身に覚えのある顔が・・・たくさん!!
それは、同じ専門学校に通うクラスメイト達だった。
当時、通っていた専門学校では、次の項目に該当する方は受験しないといけなかった。
それは、
- 本命が陸上自衛隊である者
- 他に受験する予定がない者
などの理由であった。
なお、陸上自衛隊の試験が行われたのは、5月頃。
この時期は、他の公務員試験がないため、実質! 専門学校生全員! 受験しないといけなかったのだ!!
私は、知り合いが多いこともあり、緊張はまったくしなかった。
- 試験時における、知り合いの存在は、とても大きな力であることを感じました。
試験会場に到着
私は、試験会場である信太山駐屯地に到着した。
信太山駐屯地の門を超えると、そこには、別世界が広がっていました。
それは、どこを見ても、自然と目に入ってくる迷彩柄!
敷地内には、迷彩柄の服を着た現役の自衛官の方々、迷彩柄のトラック、ヘリコプターなどがたくさんありました。
筆記試験の会場

最初に、筆記試験が行われるため、筆記試験の会場を目指した。
筆記試験の会場は、遠目でもわかるほど、すごく味のある木造平屋だった!!
しかし、建物内は、外見から想像できないほど、キレイに保たれていました。
なお、建物の壁には、
- 歴代の自衛官の顔写真? がずら~~~と飾られていました。
さらに、試験会場の中央付近には、不自然に置かれてある一昔前のブラウン管テレビ!
そのテレビに映し出されているのは、自衛隊の活動記録。
受験生は、その映像に釘付けになっていた。
なぜなら、面接時のネタになる情報があるかも知れないからだった。
そして、無事に筆記試験を終えました。
筆記試験の内容
筆記試験の内容にあっては、かなり簡単でした。
- 小学生でも解けるような、足し算や引き算などもありました。
※現在は、変わっているかもしれません。
続いては、体力試験のため、筆記試験の会場を後にした。
体力試験の会場
体力試験の会場は、筆記試験の会場とは大きく異なり、キレイな体育館でした。
体力試験の内容
体力試験の内容は、とっても簡単でした。
たしか・・・ラジオ体操みたいな運動をした記憶があります。
※申し訳ございません。あんまり記憶にありません。
なお、体力試験では、知り合いも一緒だったので、あんまり接触しないように気を付けていました。
最終試験(面接試験)
試験は順調に進み、残すは面接試験だけ! となりました。
面接試験の会場までは、大型バスで移動しました。
そして、いざ面接試験が始まった。
面接官からは、
- 昨晩はしっかり眠れましたか?
- 本日の試験の出来具合はどうでしたか?
- 筆記試験や体力試験はいかがでしたか?
などの質問から始まりました。
受験生の私にとっては、比較的返答しやすい内容であり、リラックスすることができました。
しかし!! この後・・・そんな優しい面接官が、私の素直な返答を聞き、鬼へと変わっていきます!
陸上自衛隊の面接官を怒らせた理由

肩の力が抜け、リラックスしたところで、面接官からは、
- それでは、これから面接を開始します。
と言われました
私は、「ん⁉ これから面接・・・! 道理で優しかったわけか!」と納得しました。
面接官は、「最初に、自己紹介と志望動機を教えてください。」
私は、「十代 和大と申します。性格は、一度やると決めたら、諦めずに最後までやり通す性格です。志望動機は、日本国民の安全、安心をまもりたい思いでレンジャーになりたいです。」と自己紹介、志望動機を述べました。
すると、面接官からは、「正直にお答えください。面接練習はどのくらいしましたか?」と藪から棒に質問されました。
私は、「まだ2回ほどです。」と素直に答えた。
面接官は、「そうですか。十代さんは専門学校に通われているのですよね⁉ もっと面接練習しなかったのですか?」と私の返答に疑問を抱いている様子でした。
私は、「はい! 専門学校では、面接練習よりも筆記試験の勉強が重視されており、あんまり面接練習できておりません。」と素直に返答した。
面接官は、「なるほど。十代さんは、もし今回採用されなかったらどうされますか?」
私は、「今回、もし合格できなければ、他に消防士や警察官を受験します。」
面接官は、「なるほど。もし今回不合格だった場合、来年も自衛隊を受験されますか?」
私は、「はい!! 来年も挑戦します。」
面接官は、「正直に答えてください。十代さんからして、自衛隊は消防や警察と比べ、何番目くらいですか?」と真剣な眼差しで質問された。
私は・・・・・・・・・10秒ほど悩みました!!
悩んだ末に、
- 「はい。4番目です!」
と答えた。
それを聞いた面接官は、かなり驚いた様子だった!!
そして、面接官は、「その順位を教えてください。」
私は、
- 1番目は消防士!
- 2番目は警察官!
- 3番目は、自衛隊と刑務官を悩みましたが・・・3番目に刑務官。
- そして、4番目に自衛隊!!
と答えました。
この時の面接官の表情は、少しこわばっていました。
そして、面接官は、「それだったら、なぜ? 受験したのですか? 正直に教えてください!!」と言葉に重みを感じた。
私は、
- 「レンジャー部隊に入りたいから、今回応募しました!」
と真っすぐな気持ちを面接官にぶつけました。
面接官は、「それでも! 4番目ですよね!! 2番目などでしたらともかく・・・。正直、自衛隊に入りたいの?」
私は、「はい!! レンジャー部隊として、日本国民のために活躍したいです。」と答えるも、まったく響かない・・・。
- なぜなら、面接官は怒っているから!
面接官は、呆れた顔で、「本当は、専門学校で受験するよう言われたんやろ?」と質問してきた。
私は、「はい! 実践経験を積むために、受験しました・・・。」
- この時の私は、「なんで? 素直に答えてしまったのか・・・」と心の中で葛藤していました。
面接官は、「あ、の、なぁ~・・・」とかなりキレていた!
私は、
「・・・」
面接官は、「レンジャー部隊は、かなり過酷やぞ! そんな覚悟では、受からない!! かも知れせんぞ⁉」
私は、「受からない。」とハッキリ聞こえた・・・。
それは、
- 不合格を意味しているのでは?
と心の中で感じていた。
面接官は、「わかりました。十代さんだっけ? もし今年ダメだったら、来年も頑張ってね。それでは、面接終了です。そちらのドアから出て行ってください。」
私は、「はい。ありがとうございました。」と無事に鬼の形相をした自衛官から逃れることができたのであった!!
以上、面接官がキレた!陸上自衛隊での面接試験についてでした。
なお、結果にあっては、
- 合格通知を見るまでもなく、不合格でした!
なぜ、あの時・・・素直に言ってしまったのか?
もちろん、アホだから仕方ありませんね。
最後に
訪問者様いかがでしょうか?
私みたいな言動が、「チャンスを棒に振る!」っていうのかも知れません。
私は、この試験を終え、約3年後には警察官として、自衛隊のレンジャー部隊と一緒に合同訓練を行いました。
その内容は、ほんとうに過酷でした。
合同訓練で過酷となれば、自衛隊だけの訓練なら・・・想像がつきません。
どうやら、あの時の面接官が言っていたことは、正しかったのです。
最後まで、ご覧いただき誠にありがとうございました。
いつも十代ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。今回は、陸上自衛隊の試験合格者から聞いた面接内容!について、ご紹介させていただきます。訪問者様は、現在、陸上自衛隊の受験をお考えですか? それとも、面接内容について、[…]