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今回は、登山ですれ違う人全員に挨拶!その理由や言葉とは!?山岳警備隊での出来事について、ご紹介させていただきます。
訪問者様は、山登りに行くことがありますか?
その際、すれ違う方々には、どのように挨拶されますか?
ちなみに、私は、
「こんにちは!こんにちは!」
と元気よく挨拶していました。
今回は、山登りの挨拶についてご紹介させていただきますので、どうぞご覧くださいませ。
挨拶の方法

登山道での挨拶の方法は、次の通りです。
- おのぼりさん(お上りさん)
- おくだりさん(お下りさん)
となります。
私は、山岳救助隊員なのに、この挨拶を知りませんでした。
※たしか、山道入り口付近に設置された掲示板に記載されていたと思います。
おのぼりさんとは、
- 山を登っている方に対して、「おのぼりさん!」と声を掛ける
反対に、おくだりさんとは、
- 山を下っている方に対して、「おくだりさん!」と声を掛ける
となります。
もう一度、おさらいしましょう!
訪問者様が登山中、相手に「おくだりさん」と声を掛けます。
訪問者様が下山中、相手に「おのぼりさん」と声を掛けます。
ちなみに、私は、途中から、
「おあがりさん!」
に変わっていました!
また、私が登山中、前の人を追い抜きざまに、
「おくだりさん!」
と失礼なことを言ってしまいました。
ぜひ挑戦してみてください!
案外、難しいですよ!
挨拶の重要性
山道での挨拶の重要性は、次の通りです。
- 社会人の基本
- 存在を知らせる
- トラブルの回避!(登り優先)
となります。
社会人の基本
挨拶は、社会人の基本と教わったことがあるため、しっかりと挨拶します。
特に!山岳警備隊員(警察官)が挨拶しないのは、問題かと思います。
また、挨拶をすることで、楽しい気持ちになったり、登山者の体調などの確認にもなります。
存在を知らせる
山道で挨拶をしていると、自分の存在を知らせることができます。
たとえば、前をゆっくり歩く人を足音で威嚇しなくて済みますし、他の登山者からは、元気が良いなど人を幸せにすることができます。
さらに、
- 万が一、道に迷ったり、滑落した際の目撃情報にも繋がることもあります。
実際に、遭難された方の救助に向かった際、元気よく挨拶していたことから、多くの情報が集まり、すぐに救助するポイントを絞ることができました。
また、その遭難された方は、犬笛と鈴を持っていたため、すぐに居場所の特定ができました。
※もし犬笛や鈴だけだと、音が反響して、特定するのが困難となります。
したがって、挨拶はしっかり行いましょう!
トラブルの回避!(登り優先)
登山道では、基本的に下(登り)が優先です!
※斜面に対して、上か下かで判断してください!
なぜなら、
- 上の方は下を見ながら山を下ります。また、上から下に行く際、転落や落石の危険があるからです!
※上から物が落ちてくるイメージです。
ですから、下(登り)が優先と言うことを覚えておいてください。
たまに、山岳の遭難や救助以外にも、山道で言い争いが起き、山岳警備隊が出動することもあります。
その原因は、
- 登り優先なのに、下りが邪魔をした!?
たったそれだけの理由かも知れませんが、山道で取っ組み合いにでも発展したら、大ごとです!
したがって、山道では、安全確保のため、ルールを守りながら笑顔で挨拶を行いましょう!
ちなみに、私の場合は、山岳救助隊が優先されるため、現場に急行できますが、休む暇がありません!
※緊急時は、必ず!お声をかけますので、普段の時は、お気になさらないでください。
以上、登山ですれ違う人全員に挨拶!その理由や言葉とは!?山岳警備隊での出来事についてでした。
最後に
訪問者様いかがでしょうか?
山登りは、楽しくなるのか?嫌になるのかは?様々な条件があると思いますが、挨拶は、ぜひ!行ってくださいね。
最後まで、ご覧いただき誠にありがとうございました。
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